若く新しい歌手の曲「あいたい」を23日舞台発表で歌う。昨年からテレビの選手権で見ていた、高くクリアな声で100点を何度も出していた、そしてデビューし1年になる。私は選曲する傾向はこんな懐かしむものや心が揺れ動いてるもの、そして祈りを感じるものにひかれる。子供時代から好きだった歌を今初めて楽しんでる。これを歌っていて、誰に「あいたい」のか?と思いをめぐらす。もし時間が戻れば丁寧に子供の心に言葉少なに寄り添って小さな思いにも応えていきたいとそして温かな空気がいつも流れている家にしたいと・・・だから、この曲はその時間にも、空間にも、過ぎてしまった出来事にも、全てに「あいたい」のだ。心遠く逢う機会も話す機会も多分無い、でも元気で健やかに居て欲しいと願っている。あいたい、あいたい、何度も何度も16回もこのフレーズが出てくる、その都度思いは違い実際にあいたいという事でない当然個々の生活を大切にして私等は出る幕は無いのだから遠くから眺めることだけ。眺めてどう感じるかも私からは離れたところに置いておく。今を生きることしか出来ないのだから、その中で温かい塊を身体の中心に大切にして、「あいたい」と歌う、心から歌う。 ではでは、kou