2012年7月23日月曜日

ルビンの壺

確か「ルビンの壺」だったと記憶している。其の絵を観て、何が見えるか?という質問をする、それで、壺が見えるという人、人の横顔が見える、と言う人がいる。私はレッスンでたまに使う。
 片方が見える時には、他方は見えない。言われて他方を見ると其の時はさっき見えた絵は見えなくなる。人の眼とはいかに観ようとしなければ見えないものである・・、そんな話になる。
 先日、目の前に置いたモノ、視界の中に入っているはずのモノ、に気付かれず行き違いが起きた。どんなに此方は其のつもりでも相手は他の事に気を奪われていて全く眼に入らなかったらしい、其の時の写真でもない限り証明できない、時は流れていくから撒き戻せない。自分の眼も、記憶も、確かかと言われたらどれも此れも何も無い事になる。ただ観て欲しいという感情が有ったから其処に置いた、だから間違いは無い。観てる様で観てない・・という現象は関心が有るかどうか?という話なのかもしれない、証明できない事に手立てはないから一応私は説明させて頂き終わった。その件で座り込んで、「ルビンの壺」を思い出したのだ。
 昨日から、白目が赤くなって気に成るから此処に来て初めて眼科に行くことにした。何だか此れも眼の事で、大切にしていこう。  ではでは    kou

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