2011年8月28日日曜日

野村忠宏の顔

 昨夜、遅くまでテレビが点いていた(何となく消さなかっただけ)音量は絞っていたから画面だけ観ていて驚いた! 柔道の野村忠宏の顔があまりにも素敵で・・・私は柔道の事は何も解らないのでオリンピックのニュースや全日本優勝のニュースで顔を観るだけ。
 昨夜は、ロンドンオリンピックへの道が絶たれた!と報じられていた。アノ3連覇した時の顔とは人が違うかと思う程、若く肌に張りが有って清々しい綺麗な顔が有った。3連覇の時の印象は、追い込んで突き詰めて苦しんだ末の顔、そして勝った安堵感、入り混じった顔だった。今日までの間に何が有ったのだろう、人の顔は変わるとつくづく思う。どう生きてきたか?どう感じながら其れに向き合って来たか?其れが現れる、刻み込まれてしまう、衣服に覆われない顔は、物語る。
 彼を初めて検索したら<競技者としての最大目標は失った。それでも引退の2文字はのみ込んだ。「来年のこの大会もある。ロンドンの次の世界選手権をばかみたいに狙ってもいいですし。夢を断たれたことは受け止めて、どう向き合っていくかはゆっくり考えたい」。野村の時代は終わりを告げても、柔道家人生に終わりはない>とあった。何だか胸がキュンと、ジーンとして眠れなかった。

2011年8月26日金曜日

此処でずっと~

 此処で多分最後迄生きていく・・・此の頃やっとそんな気持ちに成ってきた。
生まれた田舎は、実は自分の家族の家ではなかった。其れを知ったのは中学生に成った位、其れくらい田舎は大きく街中が私を抱えてくれていたのだと思う。其の家を出て初めて核家族になって、いつも自分の落着く場所を求めて来た様な気がする。
 今、自分の家にそろそろ6年・・・寝て仕事して休んで食べたい物を必要なだけ食べて、テレビ観てサッカーに拍手し、思いっきり笑い、思いっきり泣いて、胸の苦しくなる程悩み、ドキドキしながらやらなきゃ成らない事にダッシュして飛び込んで、、、少しづつ地域の中に楽しむ空間も見つけ、近所にも顔見知りが出来た、こうして私は此処でコツコツと生きていく。
 結構1人が好き、大抵1人で旅も食事も気持ちに任せて動く。待ち合わせる面倒を思ったら、フラリと歩いていたり自転車で知らない街の中を風を感じながらゆる~くペダルを踏む。そんな中で仕事のアイデアが浮かぶ。
  そういえば鬼子母神の手創り市が(8月21日)雨で流れ、又、来月(9月18日)の申請だけはした。出展可能かどうかは結果待ち。一気に40本程ネックレス創り、さすがに疲れた。其の中で、もう数本お嫁に行った、ほんの一時だけ私の手元に居ただけ、お客様の首元で今は揺れているのかと思うと、、嬉しい。 今日は夕方から雷雨で、今は涼しい・・・ 秋がもう其処まで来ている。
 

2011年8月14日日曜日

追い込み・・・

そういえば追い込まれている感じは無い。子供時代テスト勉強は必ず一夜づけで凌ぎ、でも結果には敏感で家族の喜ぶ様に頑張った。大人になっても相手が喜ぶ事が大命題だった、何も走らなくともいいのに・・・後ろから追い立てられる様に走って来た。
 今、大人と言っても、もう人生の大半は生きてきたが 追い立てられると言った感覚からは解かれた。自分が出来る分を、無理せず・疲れたら寝て、気分が乗ったら夜明けまでもネックレスを創っている。
 鬼子母神の市21日(日曜)に出品する!という目標が有って毎日忙しくそして楽しい。
一品一品同じ物は創らないから、一つ出来たら、又、まったく白紙から創る。そういう意味ではいつも追い込んでいるから出来上がる。其れが自分の中から出てくるものだから、追い立てられてはいない。軸の存在が今は此処(自分)だという事は、こんなに楽なことかとつくづく思う。
 今日も暑かった!ただ座っていても額から背中から流れる汗・・・シャワーを浴びては又、取り掛かる、留め具は後で一斉に付ける。とりあえずクリップで留めた物がテーブルに並んで居る。
  当日「kouのネックレス」どうぞ御覧下さい、お待ちしています。kou

2011年8月8日月曜日

お化粧という言葉

日本語の漢字を作ったのは、男性だと聞いたことがある。  化粧も、装う 虚飾と辞書にあった。「化ける」という字が、男性が作ったという意図を感じさせる。他にmake-upに相当する言葉が無い。何故なのかと思う、、、未だに 多くの男性が思い違いをしている。
  其れは尊敬する精神科医の口からも「化粧って矯正する事でしょ」という話からも根強く感じ、
簡単には動かしがたいことを知ったから。欠点を正しく直す!という事になれば現在を肯定できないという所からのスタートになる。 
  make-upは、自己表現の基本的なもの、毎日の心の状態を表し 朝起きてから何を身に付けるか?髪はどうするか?靴はドレを履くか?という事の中に入る。 出かけるならどんな気持ちで何処で誰に会うのか、によって誰でもやっている、男性もしかり。 
 いつまでも化粧品売り場からの情報だけで、お化粧しているという事は販売者側の手中に嵌ったままでいる事。だから以前個人向けに塾を開いた事があった、其処で何度も耳にしたのは「化粧品を買わされるかと思った」という言葉だった。其れくらい一般の方は 《買わされている》。

2011年8月3日水曜日

「力を抜く」という事

昨年9月から、地元の方との交流を大切にしたいという気持ちと、体力の維持に学生時少しだけやっていた卓球を再び始めた。幸い近くに体育館が在って毎週2~3時間汗している。
指導者にも教えて頂ける。先日来、はからずも違う指導者から 同じ様な言葉を頂いた「力が入っている、抜いて!」 いつもいつも懸命に打たなくてもよい!ただ此の台の中に入ったら良い! 軽く持って軽く返せば入る! 力が入り過ぎるからネットに架かるetc、、、
  本当に、此の土地に住んで懸命に生きてきた。 息もつかずにやってきた、力を抜けば問題が
発生するか、熱を出して居た。  卓球の球は力んだらネットに阻まれる。 「力を抜いて」、という言葉が心地よく入ってきたという事は 今の私に必要だから! やっと 力を抜いて! 生きて良い・・と そう 素直に思っている。
抜いたら、次の球への構えも自然に出来る、、、余裕のもてる所迄はまだまだですが。 
 3人同時期に始めた仲間も出来て、黙々とただ球だけを追っている時間は、私にとって 
 大切なものに成った。 kou

Make-up とは、

舞台女優のパンフレット用撮影の為のメイクをした、~ やはり顔のポイント、雰囲気に、既に日頃の表現する側としての振り幅を感じ、撮影の立ち姿も美しい。
私のする事は、今回いかに柔らかく優しく創るか?ということ・・・一般的によくあるご希望とは逆で個性を和らげマイナス(足さないで如何にバランスとるか)していく、強さの部分を他に視線をもって行く事で其れを印象から弱めるという話。 
 どの人にも、個性を特徴として活かすか?反対に、バランス(黄金比に沿って)をとっていくか? を見極めていくことが私の仕事。 ただ、一般的には個性を受け入れられず~~さんの様に綺麗に成りたい! と若い女性の多くの弁。 具体的に此の箇所をどうにかしたい!という目的がハッキリしている時、どこまで其れを追求するか?はご本人と私の対話に由って決まってくる。
 ご自身の個性を美しさと思って頂くのに時間がかかりますが、気づいて行く過程を見守るうちにドンドン変わっていき明るい顔になっていく、其れが喜び!
 もう其のときは、「~~さんの様に」等という言葉は消えている。 
 修正メイクからは何も生まれないから。      kou